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Sisimaiとか技術的なことはこっちに書いてみようかという試み

名古屋で道に迷った話と喫茶店に行けなかった話(YAPC::Nagoya::Tiny 2019)

名古屋に行ってきました、名古屋、愛知県名古屋市。人生で二回目(たぶん)の名古屋、YAPC::Nagoya::Tiny 2019への参加です。 いつも通りダラダラ長い文章になる予定なので先にまとめを書いておくとYAPC楽しかった、関係者の皆さんありがとうございます、きしめんが美味しかった、名古屋城広い、次の開催は...!です。

YAPC参加運が無い

そもそもYAPC参加運に恵まれない星の下に生まれたようで初参加のYAPC::Asia Tokyo 2010は、父親の葬儀(2010/10/13)が終わって翌々日(10/15)の開催でして。 翌年からはだいたい秋頃に開催されるYAPC::Asiaとかぶる感じで法要が入る、喪主なのでサボるわけにはいかずでYAPCに行けないことが多く、法要が一旦落ち着いてからはなんかうまいこと 納期とかぶる、納期直前の厳しい時期にかぶるでYAPC::Japanとなってからもそんな傾向でした。

近くならまぁいけるってことで前回参加したのがYAPC::Kansai 2017 OSAKAで、この時はスタッフを少しだけ、ほんの少しだけ手伝いつつ登壇する 機会にも恵まれて懇親会の二次会最中に終電の発車を確認し、途中まで歩いて大山崎あたりで始発の電車に乗って帰りました。

名古屋もまぁ近いといえば近い、新幹線で30分ぐらい、近いといえば近い、久しぶりに参加したいってことでトークに応募してなんと見事に採用されました。

早起き

新幹線で30分といえども僕は早起きなので5時台は新幹線が無い、6時台の始発新幹線で早朝の名古屋についても何も考えてないから何をどうするかもアレ、 京都駅から近鉄で名古屋まで行けるって情報を事前に聞いてたものの乗り換えが難しいらしく、素人がぶっつけ本番で乗り換えに挑むと痛い目に合いそうってことで無難な選択、 在来線でゆっくり名古屋へ行きました。二時間半ぐらいです、京都から名古屋は。

名古屋に到着

金時計までは行けた

事前に公開されてた画像付きの会場までの道案内ブログ記事で見た「金時計」を覚えていたので 先ずは金時計を探しました、少しうろうろしてなんとか見つけました。

金時計から迷う(軽傷)

で、ここからが方向音痴の本領発揮、金時計を見つけて「おおー金時計、名古屋っぽいなぁ」と思いつつ金時計を眺めながら金時計の後ろにあるエスカレーターに乗って 二階からも金時計を眺めてビルの二階から外に出る。「あとは外の道沿いにまっすぐ行けばOK」と思ってたところ、外やのに二階から地上へ降りるところがなくて、 とりあえず高いビルの高い階から見下ろして確認するかでゲートなんとかってビルに入って会場方向が見える窓がなさそうで喫煙所によって降りて 金時計に戻って案内ブログを読み直して進みました。

まだ大丈夫、遅刻するほどの時間は経ってない、大丈夫。

ネコ同士

道で突然立ち止まってコンパスと地図を見るのは危ないし歩いてはる人の邪魔になるのでコンビニの入り口あたりで地図を確認、もう朝飯できしめんとか食べてる時間も怪しいからコンビニで買い物をして 店の外に出たところでsironekotoroさんとバッタリ会いまして。

最悪の場合はYAPCに参加しそうな人の後をついていくかタクシーに乗るかって考えていたところで神の降臨、まさに白猫、神の使い、 会場の位置は知ってはるってことであとは喋りながらついていきました。

スタンド使いスタンド使いとひかれあう」と言うようにネコ(アイコン)はネコ(アイコン)と引かれ合うってやつです。

YAPC::Nagoya::Tiny 2019

無事に会場到着、名古屋国際センターさんです。久しぶりの方や久しぶりってほどでも無い方に挨拶をして午前のトークを聞き、 昼休みはスライドの仕上げで午後から登壇、2年半ぶりぐらいの登壇でした。

ちょっと補足とか

Makefileコンパイル以外で使う浅い話でして、スライドで触れたMakefileやターゲットを実際のコードで書いているやつを何個か紹介しておきます。

参考になるもの

O'REILLYの書籍「GNU make 第3版」もそこそこ参考になりますが、 大半はC言語が前提でコンパイルする話で構成されています。なのでMakefileを書くにあたって何が参考になるかといえば、 Makefileの基本部分と誰かが書いてOSSとかで公開しているMakefileそのものあたりが良いです。

Makefileによってはマクロやサフィックスルールを駆使した内容になってて読みにくいかもしれません。なので最初はターゲット名と実行するコマンドを愚直に書いて慣れていけば良いです。 例えば次のコードRubyで書いているプロジェクトのlib/以下で行末にぶら下がっているスペース文字とセミコロンを探します。

check:
    find lib -type f -exec grep --color -E ' $$' {} /dev/null \;
    find lib -type f -exec grep --color -E '[;][ ]*$$' {} /dev/null \;

MakefileGNU makeを扱った本は僕の知る限り新しいのがなさそうなので、実際に使ってはる人のブログ記事をつまみ食いするのが良いでしょう、実例もたくさんありますし。

あとはGitHubでMakefileを検索して読めそうなのを眺めるとか、ですね。

懇親会

さて、YAPC::Nagoya::Tiny 2019の本編が終わったら懇親会です。

懇親会は会場からわりと近いとこ、始まる前に荷物を宿屋に入れてチェックインだけするかで歩き始めたのですが、事前に調べた会場→宿は5分って書いてたのに全然見つからへん、また道を間違えたか、でも地図を見ると方向は合ってる、おかしい、何か知らんけどおかしいって思いながら30分ぐらいかかって宿入り、もう時間がないのでタクシーで会場まで送ってもらいました。

あとで調べたところ、会場→宿屋の5分は車で五分ってアレでした。

テーブルは前に沖縄の若者、隣に同じ市内のご近所さん、懇親会の鍋料理、美味しかったです。

二次会

懇親会が終わって店の外、「二次会いく人ー」で集まった10人ぐらいの参加者さんと共に二次会の店へ向かいました。もちろん先頭を歩く人や僕の直ぐ前を歩いてはる人についていっただけなのでどこらへんの店かはわかりませんが、流れるチーズといろいろビールがある店でした。

道に迷った話と喫茶店に行けなかった話

まだ名古屋っぽいものを何も食べてないので、とはいえエビは無理なのでエビフライは除外、味噌カツも中身がトンカツ(チキンカツは中身がチキンってパターンで考えると中身は味噌でないとおかしい)と聞いて回避、やはりここはきしめん、名古屋のきしめんを食べようととりあえず店がたくさんありそうな駅の方へ向かいました。

駅の方へ向かっているつもりでしたが、宿周辺の景色は夜と朝で全く違うので名古屋城の方へ歩いていることに気がついたのは名古屋城が近くなってからでした。

茶店がない

駅周辺でなくてもきしめんの店があれば良いかで道を間違えたことは特にダメージでもなんでもないのですが、きしめんの店が全くない道ばっかりです。 ここで思い出したのが「名古屋といえば派手なモーニング」ってことで喫茶店を探すことにしました。

護国神社の近くに喫茶店はあったのですがなんと臨時休業って貼り紙、いろいろ諦めて名古屋城に入りました。

名古屋城に行く

ありました、きしめんの店、名古屋城のたぶん南側、わりと好みな佇まいの店で「お昼になったらもっと混みますよー」ってお店の人が言ってはるのを聞いて直ぐに入りました。 エビは無理なので山菜きしめん、名古屋の味は美味しかったです。

ネコを探す

流石は尾州徳川、お城が広いなぁと思いつつ朝食後の散歩で内堀の外側からウロウロ、広場では忍者関係のショーをやってはって「上様!」とか「半蔵がどうのこうの」とか 「伊賀者が〜」とか聞こえてきました。うちは甲賀者の血が入っているので史実はともかく時代劇とか作品の世界では対立関係か悪役やしなぁと思いつつ、重要な目的であるネコさがしに邁進してまして。

ネコが居ない

前日に聞いた情報では「名古屋城にネコは居るらしいけど滅多に会わない」「岡崎城ならわりと居る」って話で、ならば岡崎城まで足を延ばすかと思っていたのですが、 道を間違えて名古屋城に入ってるし岡崎まで行って帰ってくる時間を考えると難しいなぁとか、いや僕の力をもってすれば名古屋城のネコに会えるとか、そう言う感じで お城をウロウロしましたがネコはいませんでした。

たぶんお城に住んでるネコは居ると思いますが、多くの人が観光してはる日中です、ネコがわざわざ人間の前に姿を表すメリットは皆無でしょう。

お城から出たけど喫茶店がない

そういえば二条城の周辺には「丸の内」って地名は無いやんなぁと思いながらお城から名古屋駅の方へ向かいました。そろそろお昼、モーニングの時間はすでに終わっていようとも 喫茶店には行ってみたい、名古屋の喫茶店、一度は経験しておくべき名古屋の喫茶店、探しながら歩きました。

無いですね、喫茶店。あっても閉まってる。

普段は全く喫茶店に行かない者には喫茶店運も無いのかと、喫茶店大好きな人との圧倒的な埋めがたい差を実感しました。

昼ごはん

で、歩き疲れて入ったのが街の中華屋さん、焼き飯・餃子・瓶のキリンラガー、疲れた体と魂を回復させる効果のある正義の三角形です。

お酒の神様

なお、中華屋さんを出て駅に向かってる途中ですら喫茶店はありませんでしたし、あっても閉まってました。 そんな喫茶店運の無い中で開いてる店がありました、なんと「お酒の神様」って名前の立ち飲み屋です。

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Google Street Viewから拝借した「お酒の神様」

このことからも僕に喫茶店運は無いけど酒運・酒場運はあるということが分かります、日頃の行いはこういうところに現れます。

京都へ帰る

さて、夜は京都で酒場に行く約束があるので、名古屋駅に戻ってきました。金時計です、金時計、黄金大好き金時計。

とにかく道に迷った分も含めて結構歩いたので座りたい、新幹線の30分よりも長く座りたい、とにかく座りたい、いま直ぐ座りたいってことで 帰りも適当に在来線で帰ることにしました。

ちなみに最寄駅である二条駅千本通を挟んで向かい側に名古屋代表とも言えるかもしれないコメダ珈琲店があります。 あと、僕のネコに会う能力は京都市内限定、名古屋で会えなくても帰ってきたら直ぐに出会います。

重要なお知らせ

最後に大事なお知らせです。なんと次のYAPC::Japanは京都開催、2020年3月28日(土)にYAPC::Kyoto 2020KRP:京都リサーチパークで開催します。 前日の3/27(金)には前夜祭も開催します。テーマは「Q」です。

「開催します」って書いてるのはアレです、僕もスタッフとしてお手伝いする予定です。開催時期としては桜が咲く前の時期、つまりなるべく混まない時期を選んだわけですが、 だいたい年中混んでいる印象が強いですし実際そこそこ混んでます。なのでいますぐ宿屋を確保してください!

Perlの人もPerlと違う人もこれからPerlをやる人も京都でお待ちしていますので是非お越しください!