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Sisimaiとか技術的なことはこっちに書いてみようかという試み

10.5年ぶりの長野県

これを書いているのは12月30日なんやけど、実際に行ってきたのは6月下旬で、本来なら帰ってきた7月にでも書いてるべき記事であって、確か夏頃に「お盆までには書く」とか言いながら「平成何年のお盆か」は指定してなかったし、それでも今年の長野は今年のうちにってことで年が変わる前になんとか。

まとめ

きっかけ

細かい日付は覚えてないけど、すのさん(@suno88)「長野県へ来ません?」なお話をいただいたのが平成二十九年の暮れあたり、すのさんが京都へ来はって「NSEGの勉強会どうです?」な打診をいただいたのがネコ殿を保護して間もない平成三十年の二月、そして「祇園祭と被らない日程なら大丈夫です」みたいな感じで話が進んで六月になる、でした。

長野前夜

京都から長野まで、電車(新幹線含む)やと東海地方のどこかで乗り換えが必要らしくて、難易度が高いと予想されるため、寝て起きたら着いているバスで。乗る前に喉を浄めるのが一族の掟やし、京都駅の横にある立ち飲みで。

長野到着

そして寝て起きたら長野、前回はわりと毎年大晦日に年越しそばを食べに行ってた行ってた十年ぐらい前、ひさしぶり。宿に荷物を置いて善光寺へ歩いてお参り。

朝メシ

朝メシはやっぱり蕎麦を食べなあかんやろってことで善光寺山門前にある「かどの大丸」さんとこへ。もっと早く開店している蕎麦屋はないかと道ゆく地元のかた数人に聞いたものの、有力な情報は得られなかったので、善光寺で聞いた大丸さん、九時開店に入ったわけです。

一族の掟に従って直ぐ近所にある蔵のお酒「西之門」で喉を浄めて久しぶりの長野県に失礼がないように。

昼メシ

前述のすのさんと奥方様に長野市内の蕎麦屋「蔵之内」さんへ連れて行ってもらって、昼メシ。もちろんお酒もある。

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風呂休憩

美味い蕎麦とお酒の後は長野県庁からちょっとあっちへ行ったところにある温泉へ連れて行ってもらっての風呂上がりサッパリ。お風呂の帰りに第一長野ネコも確認、遠方でもネコと会うところがネコ運の強さ、すごい。

晩メシ

長野駅からちょっと進んだあたりにある「ちどり」さんってお店、このお店こそが今回の大きな柱の一つと言っても良いくらいのアレで、お料理は美味いしお酒は好みのものが多いしで最高に良いお店。ここでは現地のすのさん、白馬在住のさとうさん(@stealthinu)、東京から来はったDebian Projectのhenrichさん(@henrich)の四人で長野の美味いものと酒を楽しむ会となりました。とにかくみんなお酒が強い方ばっかりで酒がどんどん出てきては消え出てきては消え、でした。

ツイートが少しわかりにくいに日本語になっているのは料理とお酒と会話にリソースを割り振った結果、ツイート用の日本語を構成する処理が遅延した結果です。

長野翌日

午前中

https://pbs.twimg.com/media/Dg59mZuUwAE5Pi0.jpg 朝から白馬のさとうさんに車を出していただいて鬼無里(きなさ)ってところへ山道を進み、いろは堂ってお店で「おやき」をいただきました。いや、このおやき、美味い。そもそも長野に来た時点で「おやき」って単語はしばしば目にしていたんやけど、「おやき=中にアンコが入ってる甘いお菓子」という偏見(?)で全く食べてみようともしなかったわけで、ところが実際に食べてみると美味い、もちろんアンコのおやきもあるんやけど、それ以外のネギ味噌・野沢菜・切り干し大根をはじめ、京都でいう「おばんざい」として並べられるような料理が具として入った和風惣菜パンというか肉まんというか、揚げてないピロシキというか、とにかく僕の好みの具材ばっかり入ってて一度食べれれば最高におやきが好きになります。

なお、お土産で渡すのに5000円ぶんぐらいかな、お店で商品を選んで発送してもらいました。渡した先でも好評で、重いし邪魔やしムラのある加熱しかできない奴って認識の電子レンジを買ってでも定期的に食べるべき一品かもしれないなぁと少し思いました。

昼メシと風呂休憩

鬼無里でおやきを頂いた後は道の駅 信州新町「そば信」でお蕎麦、ここは子供の頃に連れて行ってもらったドライブインみたいな昭和を感じる佇まいが良い、車で来たら必ず寄りたいとこです。

その後、写真取り忘れててアレですが、小川村の「湯の沢温泉」ってところへ連れて行ってもらい風呂休憩でした。明るいうちから入るお風呂が最高で最高で、全く混んでない地元の人しか行かないぐらいの穴場って感じで空いてて最高に良いお風呂でした。

NSEG勉強会

ここまで、完全に長野旅行みたいな内容ですが、ここが本番です。県庁からちょっと行ったとこ、ギークラボ長野さんで開催されるNSEG勉強会 #101「メールとコミュニケーションツール」に参加させてもらいました。

本編

恐れ多くもゲストとして呼んでいただいたので「コミュニケーションツールとしてのメールはどうか、現代においてはその役割は既に薄れていて、違った認識で捉えないとアカン」という立ち位置で、コミュニケーションツールとして隆盛を誇るSlackになぞらえつつの話をさせてもらいました。

LT

せっかく長野県まで来たんやしってことでLTも参加させてもらいました。演目は「僕と長野県」ってので、スライドを作ってる時に気がついたのですが、以外に長野と付き合いが長いというか、最も長く使っている私物が25年ぐらい前に野沢温泉で買った木桶で、かつては車に積んで温泉地で使ってて、十年ぐらい前から行きつけの銭湯に置かせてもらってて、定休日以外の毎日使ってるって長〜いお付き合い筆頭格でした。

メールとコミュニケーションツールってことで、taRgrey開発者である白馬のさとうさん(@stealthinu)Postfix辞典の著者であるとみたさん(@tmtms)がいらっしゃる=SMTP界の重鎮が居てはるし僕が血祭りにあげられる展開?って心配してたのですが、お土産に持って行った八ッ橋の効果もあってか、全然そんなことなくて楽しく良い勉強会でした。あと、会場を貸して頂いたギークラボ長野さん、交通費も頂きましてありがとうございました。

懇親会

勉強会といえば懇親会、全部で三軒、お鍋をいただき、お酒をいただき、お蕎麦をいただきで、大変美味しゅうございました。

長野最終日

帰りも矢張りどこかで電車の乗り換えっていう難しいタスクが発生するのを嫌ってバス、お昼過ぎのバスまで再び善光寺へ行ってみるとお祭りやってはって、神輿を眺めつつ「いろは堂」ではないおやきを食べつつウロウロして過ごして、最後は暑いので長野駅でビールを一杯だけ飲んでバス。

京都へ帰って来てから半年が経過しましたが、長野でお世話になったみなさん、ありがとうございました。